
<受け止め合って変化する>2025年1〜3月の記録
- Kumiko Wakanabe
- 4月15日
- 読了時間: 4分
ずいぶんと長いこと、ちゃんと自分の言葉で書き残しておくことから遠ざかってしまったので
過去の資料や日記を漁りながら、2025年1月から3ヶ月毎にまとめてみようと思う。
まずは第一弾
2025年1〜3月のこと。
ひたすら「福祉と表現」について考えていて、現時点でできることの答え(でもこれからもきっと変わっていく)を出した時期。
『あつまれ!音の探検隊 in 平塚』
ビッグイベントとしては、やはり2月9日に行われたこのイベントを記録しておかねば!
2024年度共生共創事業の集大成として行われた参加型音楽イベントで、当日の様子や取り組みについては、以下でも紹介されている。
実際の場の空気感や、多様な参加のあり方が記録されているので、あわせてご覧いただければと思う。
・ダイジェスト映像
・ステージナタリー掲載記事
その日その時間に集まった人たちと歌えや踊れやワイワイしようよ、というイベント。
“音での対話”という限定的なものでもなく、そこでは、音楽かダンスかといった区別も、障がいの有無も前景化せず、演者もお客さんもグラデーションでそれぞれが自分なりの関わり方で場に参加していた。
隣接する公園に偶然居合わせた方々も加わり、年齢や背景、表現手段の違いを越えて時間を共有した。
初めて出会う者同士が距離感を探りながら、少しずつ影響し合い、調和していく…そんなイベントとなり、思い描いていた一歩は踏み出せた感触はあるものの、様々な課題は次年度へ(更にはまた次年度へ…)持ち越し。
ここで止まってはいけないな〜と振り返ってみて改めて感じる。
「受け止めてもらえる」という安心感
その他やってきたこととしては、以下のようにひたすら福祉に関わり悶々モヤモヤあれこれしていましたねぇ。
・あっぱれフェスタ(横浜市旭区の福祉祭り)
私の中で定番化しつつある「あっぱれ音頭」のステージ!
この回は、共生共創事業での相棒、ボーカリスト伊神ゆずちゃんにご協力頂いた。
みんな炸裂してたな〜
・福祉と舞台芸術をつなぐ ファシリテーター養成講座
~「体奏家・新井英夫と仲間たち」と学ぶ ジッケン的即興ワークショップ〜

こちらの講座ではサポーターとしてワークショップでの“音”を担当しながら、自分自身もたくさんの学びを頂きました!
3月には『音づくり講座』として、ファシリテーターも担当。
異なるバックグラウンドを持つ人たちと関わる中で、自分とは違う視点や価値観に触れる面白さを改めて感じると同時に、自分はどんな音を出したいのか、どんな場を作りたいのかを見つめ直す機会にもなった。
言語・非言語を行ったり来たりしているうちに、心がすり減って動けなくなってしまった年度末だった。。。
これらの経験を通して強く感じているのは、「受け止めてもらえる」という安心感の重要性である。
人と人の距離感は固定されたものではなく、常に揺らぎ、グラデーションを持っている。
立場や関係性は見る角度によって変化し、ときには逆転することもある。
色々な角度で行き来しながら関係をつくっていくこと自体に価値があるのではないかと感じている。
また、ワークショップではプロセスを大切にしたいと考えているが、同時にアートや音楽、作品の存在が関係を広げ、つながりを深める力を持っていることも実感している。
人と人だけでなく、人とモノ、知識と知識。
異なるもののあいだに共通項やつながりを見出したとき、私自身とても喜びを感じる。
どんなことも受け止めてもらえるんだ、そこからつながっていけるんだ、と思えた時に何か変化が起こるんだと思う。
受け止め合いの“あいだ”にある見えないものを大切にしたい。
そんな思いで、『音づくり講座』のタイトルは
“間にあるイロイロ”に耳を澄ます
とした。
そして、ほんのささやかな表現にも耳を澄ませる心でいたいなと思う。
田端のChupkiで観た映画「杳かなる」も、その感覚を強く後押しした。
見てから1年以上経っても、見終わった時のなんとも言えない、すぐには席を立ち上がれない感覚がずっと残っている。
つづく>>>




コメント