先生のためのアウトリーチ研修会@神奈川県立音楽
2026年8月19日(水)
昨年度に引き続き「先生のためのアウトリーチ研修会」での、事例紹介・アウトリーチ体験のファシリテーター、無事に終了!!
今回もスタッフの皆さん、基調講演に登壇された瀧川淳先生、共演者の松浦華子ちゃん、たくさんの方々にご協力頂きながら、自分の思いをめいっぱい詰め込んだ企画となりました。
本当にありがとうございました!

今回は、ピアニストの中川賢一さんのアウトリーチを舞台上で実施するという目玉企画も!
中川さんは、日本のアウトリーチ創成期から今まで実践を重ね、アウトリーチとは何たるかを身をもって熟知されたレジェンドです。
私も実際に前日リハーサルで舞台上で体験し、本番はホールの座席に座り客観的に見る、という二度美味しい経験をしました!
中川さんのおっしゃっていた「参加者全員と必ず一度は目を合わせたい。1対30人ではなく、“1対1×30”だと思っている」という言葉に、私も首がもげるほどうなづいて、共感しました。
そして音楽堂のホールとしての素晴らしさも実感。
最後の1音がホール全体に溶け込みながら消えていく様が美しくて美しくて。。。
宮内さんとの再会も、初めましての今村先生の温かいお人柄も、参加された先生方の熱心でもあり柔らかくもあるエネルギーも、素敵な出会いと充実した時間でした。
さてさて、私のアウトリーチ体験では、タイトルを「答えのないものを、誰かと一緒に探し、共有するおもしろさ!」とし、
とにかくこだわったのは…
『響き』とは、それ単体で存在するのではなくて、「あるものとあるものとの相互関係の中で生まれる」
ということ。
実際に打楽器に触れて頂きながら、参加者の皆さんと音のやりとりを通して、『響きの行方』を感じる、そんな時間になりました。
初の試みで、いつも使っている打楽器を地域別に並べてみました。
改めて仕分けてみると、楽器のルーツや世界史ともつながってきたりとてもおもしろい。
リサーチもしながら、カシシはアフリカでもブラジルでも使うけど、ポルトガル語だよね?!アフリカでは違う呼び名なのか?!?!などギリギリまで、はるちゃんと共に盛り上がりました。
そして、体験後にディスカッションとして質問をいくつか受けた中で、うまく答えられなかったものが2点…
私の宿題として、考えていきたいと思います。
①チャフチャス、チャスチャス、セミーヤなどと呼ばれるようなガラガラ系楽器の活かし方
私はサウンドスケープ的に使ったり、リズムのアクセントとして使うことが多いけど、現地(ペルーなど)ではどういう風に使っているんだろう?
②聾学校の先生から、「聾学校での音楽の楽しみ方」について
昨年度参加したこちらの舞台について軽くお話しさせて頂き、
あとは、音の振動(触覚)や視覚と絡めていくことなどお話ししたのですが
帰宅してからも、悶々としているのです。。。
きっと、私たちの価値観とは別のところに糸口があるんじゃないか?
聴者の感じる音楽とはまた違うところにおもしろさがあるんじゃないか?
打楽器の身体性(身体表現ともつながる)からも考えていけるんじゃないか?
例えばマラカスを振る身体の動き、そしてマラカスの中身が動いて手に伝わる触覚からも音楽になるのでは?!
でもまだしっくりこなくて、経験値も圧倒的になりなくて、これは今後も考え続けたいと思います。
皆様、ありがとうございました!!




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