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<行き来することで見えてくるもの>2025年4〜6月の記録

  • 執筆者の写真: Kumiko Wakanabe
    Kumiko Wakanabe
  • 4月20日
  • 読了時間: 4分

ふりかえり記録第二弾!

さまざまな現場を行き来したこの3ヶ月は、新しい発見の連続だった。

自分がいったい何者なのかわからなくなることもあるけれど…

いろんなものに片足突っ込んで、つながっていくのが楽しいのだ。


ジャンルを超えた自分の演奏と、ワークショップ、そして子育て。

そのあいだを「行き来すること」自体に意味がある——

(と信じて、興味の赴くまま突き進むのみ)

それぞれの現場で求められる役割や、人との関係性は異なる。

しかし、その違いの中を移動していくことで、共通して見えてくるものがある。

つながりを感じながら気付いたことを、3つにまとめてみる。



①音の捉え方


点・線・面、距離とスピード・重み。

打楽器の音をそのような要素で捉えていることに気付いた。

また、濃淡や明暗、距離感、かすれや汚し方、余白や間といった感覚は、音楽だけでなく美術やダンスとも共通している。

分野が違っても、表現の深みの出し方には共通する構造があるように感じている。

そしてその深みは、専門性だけではなく、関わり方や、人と人とのコミュニケーションにも大きく支えられているように思う。



②場のあり方と音楽


不特定多数がそれぞれ異なる目的で集まり、出入りも自由なイベントでは、従来のワークショップの設計がそのまま通用するわけではない。

何をどのように提示・演出するか、どのように関係をひらいていくかが問われる。

場づくりがうまく機能すると、参加者の「やってみたいな」が「やってみよう!」に変わる瞬間が生まれる。

そのためには、演奏そのものだけでなく、周囲の声かけや空気づくり、付き添いの方も含めた関係性づくりが重要になる。


「マイペース」にそれぞれのやり方と距離感で関わっていくこと。

それぞれのペースが共存する場をどう成立させるのか。

音楽がその手助けをしてくれる。

でも音楽が単なる手段にならないといいな、と思う。

音楽をやることで、自分のこと、自分と相手との関係、そして場全体のことを同時に捉えようとする視点が生まれる。

楽器に向き合うことは、自分の内面に向き合うことでもある。



③公共について


「公共」というテーマについても、少しずつ自分の中で具体性を帯びてきている。

我が子との生活を通して、公共というものをより自分事として考えるようになった。

それは音楽の現場にもつながっていて、自分とは異なるバックグラウンドを持つ人と関わる中で、その人がどのような視点で世界を見ているのかを想像しようとすることにつながっている。





衣食住、排泄、表現、コミュニケーション

全てつながっていて切り離せないし、バランスよくありたい。

この3ヶ月は、そうしたつながりを実感する時間だった。


以下、主な現場記録👇


Mypace party 主催「一般社団法人ギフテット」


小学生の頃から一緒に太鼓やドラムを練習してきたげんちゃんが、なんと高校を卒業…

「卒業パーティーをしたい」という思いから始まった企画が、大きなイベントへと広がった。

長く積み上げてきた「ひまわりの約束」はげんちゃんの十八番で、歌いながらドラムを叩くのだ!

私はヴィブラフォンで伴奏したり、参加者の方々を舞台上へ誘ったりしながら、

これまでのげんちゃんとの積み重ねと、この日の出会いの両方をかみしめていた。

マイペースに、多様な人と、それぞれのやり方で関わり合える場をつくる『マイペースカフェ』の活動をこれからも応援しております!!




ラフォルジュルネ エリアコンサート


大好き&大リスペクトしているアコーディオン奏者、めめちゃんこと土屋恵ちゃんとのデュオ!

私は木琴とウォッシュボードの二刀流に挑戦。

修行あるのみ!




オペラ「愛の妙薬」

オペラのティンパニは本当に楽しい。

この現場で共演した照屋くんのティンパニマレット制作のお話がとても印象的で、“①音の捉え方”の気付きにつながった。

照屋くんのマレットはコチラ

この時購入させてもらい、大事に使わせてもらっています!!!




共生共創事業『音の探検隊』ワークショップ@KAATマルシェ


KAATのアトリウムに出現した舞台美術は山本貴愛さんが手がけられたもので、そこに佇むだけで繊細な音が聞こえてくるようだった。

また、KAATの2025年度メインシーズンのシーズンテーマである「虹〜RAINBOW〜」“多様な人々を繋ぎ、越境する七色の架け橋である「虹」から私たちは、様々な事柄から目を背けず、世界をあるがままに見ることを学びます。”

ということに関連して『雨の音を探そう』というテーマで音づくりワークショップを実施。


たくさんの出会いもあり、アトリウムの素敵な空間・豊かな響きの中で音が出せた喜びはとっても大きい!

繊細な表現が生まれた一方で、“②場のあり方と音楽” について悩み、課題を多く感じた。




アフリカンバンド レコーディング

マリンバに加え、コーラスも録ったりなんかしてかなり新境地である。

編成を変えて現在(2026月4月)再始動し、リハーサルに励む!

マリンバでバラフォン的アプローチをすると「帰国子女みたいだな」と思いながら研究中。



つづく>>>



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